FUCHS Silkolene
フックス シルコリン
歴戦を経たモータースポーツのマーケットリーダーが作り出す信頼のオイル
1908年にイギリス中部の美しい町ベルバーで誕生したシルコリンオイル。石油会社をベースにしないシルコリン社は石油以外の材料による潤滑油の研究を続け、エステルによる高性能オイルの開発に成功しました。コンコルドなどの航空機エンジン用の潤滑油としてその高性能に磨きをかけた後、満を持して1980年代にホンダUKバイクチームへのレースサポートを開始。1989年独立系潤滑油メーカーのフックスグループの一員となります。現在にいたるまで数々の世界トップクラスのチームをサポートし、モータースポーツオイルのマーケットリーダーとしての地位を築き上げました。
Electrosyntec 電着潤滑性能
エレクトロシンテック 先進のエステルテクノロジー
2003年末にシルコリン社が発表したオイル開発コンセプト。「ELECTRIC ( 電気 ) 」+「SYNTHETIC ( 合成 )」で「電気的特徴をもつ合成油」の意味。マイナスの電荷を持つエステルオイルは、オイルに触れているプラス電荷の金属表面と互いに引き合うことで金属表面に0.1 ~ 1ミクロン ( 1ミクロン = 1/1000ミリメートル ) のオイルフィルムを形成します。シルコリンはこの特徴を最大限に生かす原材料とブレンドを研究することで、潤滑性能・燃費性能・耐久性能に優れたオイルを生み出しています。
オイル粘度によるパワー比較
グラフはPro R、Pro 4 Plus、Pro 4の3つの粘度の異なるオイルを入れて、同一条件でダイナモメーターにかけた自社テストの結果です。最も粘度の低いPro R 0W-20(134馬力をマーク)は最も粘度の高いPro 4 15W-50(127馬力をマーク)にくらべて最高出力で7馬力の差があらわれています。シルコリンはオイルに課せられるさまざまな条件をクリアしながら、マシンの本来のパワーを引き出すべく低フリクションにこだわって開発を続けています。
オイル色について
シルコリン4ストローク用レーシングオイルにはオイルを判別するための色がつけられています。 その透き通ったオイル色がシルコリンがエステル系オイルであることを証明しています。
次世代のプレミアムオイル製法、MC-synテクノロジー
MC-synテクノロジーはMolecularyl (「分子」) Converted ( 「改質」 ) テクノロジーを略した用語で、「分子変換化学合成」テクノロジーの意味です。 一般の鉱物油は原油を蒸留・精製して不純物等を取り除きベースオイルを作りますが、シルコリンはさらなる性能向上のためにMC合成により、ベースオイル全体の性能を上げています。不純物が少なく、優れた耐酸化性を持つMC合成油は安定した粘度を維持するとともに、スラッジの発生を抑え、常にエンジン内部をクリーンに保つことができます。
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